ラクレットはスイスやフランスの料理に使われるチーズです。
上の画像の通り表面を温め皮が香ばしく中がトロリとしたところをカットして、ジャガイモ、パンなどにつけて食べるチーズ好きにはたまらない料理です。
語源はフランス語で削り取る意味のラクレ(Racler)からきています。スイス、フランス伝統料理の1つです。
北海道の美深で作ってます。
北海道川上郡の北部、天塩(てしお)川流域にひろがる北海道北部の美深町は酪農が主産業です。気温差が日本一厳しい自然の中で人がホルスタインの温もりとともに暮らしています。先祖から引き継がれてきた酪農の仕事。いま最北の大地にこだわり、祖父らとともに歩んんでくれた牛たちに感謝しながらチーズづくりをしています。
盆地である美深町の寒暖差(76・5℃の記録をもつ美深町)の大きさにより、美味しい作物が育つといわれています。そんな、美深の恵みをたっぷり蓄えたホルスタインのミルクは、実にまろやかで風味豊かに仕上がっています。
牧草とデントコーンなどの地元作物を合わせたサイレージが中心。「ほし草のチーズ」と謳っているのは、ここに由来します。
一か月に40トンほどの生乳を絞り、1割ほどをチーズに加工。毎月300キロ前後のチーズを製造販売しています。
1956年から牛の世話をしています。
きた牛舎の歴史は、1965年現社長の両親が美深に入植してからの始まりがあります。
シマフエルサンゴという名の一等の乳牛からスタートした牧場は一年を通して毎日、家族みんなで牛の世話に明け暮れました。
2004年、牧場を興した父が亡くなり、一つの時代が終わりました。
2009年、次男の現社長が本格的にチーズ製造の事業化に着手しました。
そんな、きた牛舎が丁寧に作った牧場のラクレットです
ラクレットは、ウォッシュ系のセミハードチーズ。当工房の「牧場まきばのラクレット」は、リネンス菌を利かせたタイプのチーズにしては、クセが少なくほっこりとして栗味感があり味も香りも優しいために、そのままおつまみでも召し上がりやすいチーズです。
また、溶かしてジャガイモや野菜にかけたり、サンドイッチ、トースト、フォンデュ、グラ
タンにも使いやすいチーズで、多くの方に喜ばれる一品です。
工程のほとんどを人力で作ってます。
乳のダメージを与えないように牧場敷地内のクーラーから、手運びで殺菌室の移して製造がはじまり、酪農場製ならではの素材の味が良く出た飽きのこないチーズが作られます。
年間通して品質が安定していると評価をいただいてます。
チーズは、自然由来の良質なタンパク質で、消化吸収、免疫サポート、骨の管理、体重管理に最適な食品です。カルシュウム摂取には、健康な体作り、精神安定、骨粗鬆症、脳梗塞などを防ぐ効果があるとされています。
道北の寒村でホルスタインのふるさとの風景を次代に引き継ぐためにナチュラルチーズと向き合い、食べ飽きしないやさしい味わいのチーズを全国のご家庭におとどけしています。
製造しているのはラクレット、カチョカヴァロ、白カビチーズやさけるチーズなど。
きた牛舎の島社長
チーズを作っている工房の隣には、きた牛舎の島社長のお兄さんが経営する農場があり、毎日夜明け前に工房から手運びで移送してます。
PS: いかがでしたか?他にも沢山のチーズの品があります。
チーズ好きの方は是非お試しあれ!